実用英語その62: 飴と鞭を英語で?

さて昨日の記事を書いていてふと思った今日、実用英語その62です。日本語の諺で飴と鞭という表現がありますが実用英語ではCarrots and Stickといいます。これは並べた単語には違いがあるものの直訳ですね。My boss uses carrots and stick to complete his project on time every time. For example, he buys his direct reports lunch every Friday but if you are late on your deliverable, he will hang you upside down in the hallway. この例文で2点ほど、上司は実用英語でボス。 マフィアなんかのボスみたいなネガティブなニュアンスは一切ありません。 直属の部下はDirect report. He reports to me. (彼は私の部下です。) Subordinate という単語を見かけるかもしれませんがこの単語は部下に対しても第三者に対しても上から目線になるので使わない方が無難な非実用英語です。 こんな単語ないほうがいいくらいいりません。ちなみに私が知っているアメリカの上司で自腹を切って部下に奢るという人はほぼゼロです。この返は日本のほうが年下を可愛がるという文化がかなりあり、先輩後輩といった関係が影響しているのかもしれません。 私自身日本でサラリーマンをしていた時代があるのですがもう上司に何10回奢ってもらったことか。 もう恥ずかしくて公言できないくらいです。 アメリカでは17年のうち経費以外ではもう本当にほぼゼロですなぁ。 ですから日本からお客さんが来られる時は私は払うように心がけています。アメリカ人はその代わりにチャリティーなどで募金は日本よりもする人が圧倒的に多いような気がします。ただ私が勝手におもしろいと思ったのは、日本語の飴と鞭の対象が誰であるかという疑問です。 流石に飴ですからなんか相手は子供のような感じがするんですよね、それでしかも鞭ですからこれ子供の教育、あるいはChild Labor、つまり子供に言うことを聞かせるように考えた諺なんではないかと思ってしまうわけです。 それに引き換え英語のCarrots and Stickはもう明らかに操ろうとしている相手は馬(Horse)ですな。 これもアメリカ開拓時代に活躍した馬の存在からこういう言い回しになっているのではと勝手に想像してしまう自分がここにおります。まあ、こんな風にごたくを並べてもしょうがないのですけどとありえずこれも私たちが慣れ親しみ、他人から聞き、理解、そして自分も使えるようになった理由は観察そして記憶からきていると思います。 ですから実用英語であろうが実用フランス語であろうがもう最初はもう覚えるしかないんですよね。 ちなみにフランス語では”私はもうおなか一杯なので食べられません“という表現を妊娠しているくらい一杯なのでもう食えませんという言い回しがあるそうですよー。 ちなみにこれは20年前に誰かに聞いた伝聞ですので真実のほどはフランス語のエキスパートにアウトソースします。 間違っていたらごめんなさい。実用英語その62、人参と棒或いは飴と鞭でしたー。

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1日1単語の英語のお勉強

アメリカに夢見て人生初めての飛行機に乗って渡米したのが1989年。 いろいろあってその28年後の現在はボストンにてサラリーマン生活。 みなさんが楽しくそして確実に実践英語の力がつくようにブログを日々更新していきまーす。