実用英語その60: Realestate 101 Supply and Demand

実用英語その60はボストンの不動産事情も含めた需要と供給(supply and demand)のお話です。 単語が日本語と逆並びなのがおもしろいですね。まずつづりですがrealestateはone wordとなります。 ですからreal estateとは書きません。 2つ目は発音ですがリアルステートとなりeの発音はありません。 第3はボストン周辺の不動産が調子にのっているという実用英語とはあまり関係のないお話です。 アメリカの不動産と日本の決定的な違いはアメリカ自体の人口が増えていることもあり、需要が高いレベルで保たれていることではないでしょうか。そして利子が30年ローンの年利4パーセント以下と日本の数倍の水準ながらもアメリカの住宅ローン(このため人工的に家の値段が下がらない)の利子としては歴代最低レベルであること。 市場に参加している人達が調子にのっていることもありボストン周辺の多くの街はミドルクラスには手が出ない数億円レベル。これは普通の一軒家が1 million dollar and aboveという意味です。(坪70-100の3ベッドルームの1軒のお値段です。) ちなみに築70年以上もざらです。 頭金(実用英語でDown payment) 10 percentでこの値段で購入したと仮定するとこの先15年くらいは何千万円という金額の利子のみをせっせと銀行に返していくという銀行が有利な社会構造となっています。アメリカではしかも焦げ付いた場合は逃げるということを許すシステムであることも強調します。それでも買う人が断たない今の状況は明らかに需要が供給を上回っているといえます。 実用英語ではCurrent demand for housing is outstripping the supply. と表現できます。 この逆、つまり供給過多になった場合は自然に物のお値段が下がります。 例えばウニの異常発生、秋刀魚の大漁がいい例なのではないでしょうか。 世の中、なにかの規制がない限り(regulation)この需要と供給で全てが成り立っているのではと最近思います。仕事、恋愛市場なんかも自由市場においてはそんなかんじなのでは?実用英語その60と経済101でしたー。

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1日1単語の英語のお勉強

アメリカに夢見て人生初めての飛行機に乗って渡米したのが1989年。 いろいろあってその28年後の現在はボストンにてサラリーマン生活。 みなさんが楽しくそして確実に実践英語の力がつくようにブログを日々更新していきまーす。